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水辺の生き物に触れて往時を懐かしむ散策を
水棲生物が生息できる自然河川をめざして作られた全長3200mの一之江境川親水公園。途中には、明治時代から続く金魚の養魚場も。一之江名主屋敷など趣のある史跡をめぐれるのも魅力
「野川の再生」をテーマに、1996(平成8)年、新中川を原水にして造成。テナガエビやクロベイガニなどの水棲生物、チチブやモハゼなどの魚類、アオスジアゲハやアキアカネなどの昆虫が生息。9月には「秋の虫の歌声鑑賞会」も楽しめる。
MAP一之江境川親水公園
明治時代から続く養魚場の5代目・堀口英明さんが育てているのはリュウキン、キャリコ、シュブンキン、ワキンの4種類。堀口さんが実行委員長を務める「金魚まつり」は、毎年7月行船公園で開催。ぜひ訪れてみよう。
MAP堀口養魚場
江戸時代初頭以来、一之江新田(現在の江戸川区春江町)の名主を代々務めていた田島家の屋敷。茅葺屋根の主屋、庭園、屋敷林や展示棟など見どころ満載。板の間に座って土間を見ると当時の情景が浮かびそう。
MAP一之江名主屋敷
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